長芋の実験結果
去年やった長芋の実験の結果です。
畝の間に、大豆を植えて育てるというもの。

大豆の根には、根粒菌という、空気中の窒素を固形化する菌ができ、
窒素は植物にとって大事な肥料分なので、この根粒菌から長芋の根が
窒素を吸収してくれれば、化学肥料なしでも育つかもしれないという
考えでの実験でした。
7月上旬まで無肥料で様子をみてましたが、長芋の葉の色は
化学肥料を使ったところと比べると明らかに薄く、どうやら
根粒菌からは吸えてなさそうな感じ。
下の写真は、左側が無肥料、右側は化学肥料を少し使った畝。

お盆過ぎにこの大豆を刈り込んでみたら、
大豆にいくはずの窒素分がようやく長芋に行ったようで、
少し葉色が濃くなりました。

肥料を使う使わないの違いのほか、
普通の栽培と違うのは、除草剤を使わないという違いもあります。
大豆が日陰を作ってくれるので、他の雑草はあまり出てこないし、
地温もある程度一定に保たれてるので、根には優しいと思われます。
さて。
肝心な出来上がった長芋がこちら。

一番左の長芋は、普通に育てたもので、約1200gほど。
残りは無肥料栽培で、大きさはかなり小さいし、形も悪く、
残念ながら出荷できそうなものはなかったです。
しかし、糖度を計ったら、6.5ぐらい。
普通は5前後ということなので、かなり高い値です。
食べてみても、確かに甘みがあって、粘りもあっておいしい。
自然に育つとこんな感じなのかなと思います。
さっきの上の写真で、少し肥料をした畝は、見事な芋が
出来たので、やはり少しは化学の力を借りた方がいいようです。
種芋の大きさを大きくすれば、もしかたら無肥料でも
もう少しいい芋が出来るかもしれないので、
今年また実験してみようと思います。
畝の間に、大豆を植えて育てるというもの。

大豆の根には、根粒菌という、空気中の窒素を固形化する菌ができ、
窒素は植物にとって大事な肥料分なので、この根粒菌から長芋の根が
窒素を吸収してくれれば、化学肥料なしでも育つかもしれないという
考えでの実験でした。
7月上旬まで無肥料で様子をみてましたが、長芋の葉の色は
化学肥料を使ったところと比べると明らかに薄く、どうやら
根粒菌からは吸えてなさそうな感じ。
下の写真は、左側が無肥料、右側は化学肥料を少し使った畝。

お盆過ぎにこの大豆を刈り込んでみたら、
大豆にいくはずの窒素分がようやく長芋に行ったようで、
少し葉色が濃くなりました。

肥料を使う使わないの違いのほか、
普通の栽培と違うのは、除草剤を使わないという違いもあります。
大豆が日陰を作ってくれるので、他の雑草はあまり出てこないし、
地温もある程度一定に保たれてるので、根には優しいと思われます。
さて。
肝心な出来上がった長芋がこちら。

一番左の長芋は、普通に育てたもので、約1200gほど。
残りは無肥料栽培で、大きさはかなり小さいし、形も悪く、
残念ながら出荷できそうなものはなかったです。
しかし、糖度を計ったら、6.5ぐらい。
普通は5前後ということなので、かなり高い値です。
食べてみても、確かに甘みがあって、粘りもあっておいしい。
自然に育つとこんな感じなのかなと思います。
さっきの上の写真で、少し肥料をした畝は、見事な芋が
出来たので、やはり少しは化学の力を借りた方がいいようです。
種芋の大きさを大きくすれば、もしかたら無肥料でも
もう少しいい芋が出来るかもしれないので、
今年また実験してみようと思います。